ポッポ屋のブログ

喫煙者の日記です。

Person of Interestの感想

 

 

amazonプライムでシーズン3まで無料だったから見た。

We are being watched……と冒頭のナレーションで言ってる通り、AIによる監視社会とはどうなんだ? というIFなSF作品で、サマタリン(敵)が出てきてからはエンターテイメント作品になっちゃったけど、その前まではとってもリアリティがあるし、そういう社会にはどういう批判が出るのかとか、どういう危険があるのかとか、色々語られてて面白い。

あと、単純に監視カメラの映像がクール。

 

まぁあの国らしいなというのが印象。いかにもプライバシー、自由、正義が大好物のあの国らしいわ。あと政府は絶対悪いことしてるのよね。まぁ実際してんだからしゃあないんだろう。

 

AI、劇中の「マシン」は世界の監視カメラとかスマホのカメラとかのあらゆる映像を解析してテロ起こすやつを未然に見つけて政府に報告するのがお仕事。でその時に「有用」な情報だけ政府に渡すんだけど、普通に殺人とかで死んじゃうor殺しちゃう人も察知するんだけど、そういうのはテロと無関係だから「無用」ってことでその情報は消しちゃう。そこで開発者のフィンチは色々葛藤の末、「無用」の人たちを助けることに全力を注ぐようになる。

冒頭のナレーションでそんなこんなをかっこよく言ってる。

 

頭脳派のフィンチはびっこ引いてるから、肉体派のジョン・リースを仲間にして次々と「マシン」からの情報を頼りに一人でも多くの命を助けることに奔走する。

 

普通の刑事モノとか探偵モノの推理モノと違うのは犯人と被害者を事件前に知っているというところか。

「マシン」は計画された犯罪しか感知できないから感情的にやっちゃうのは予知できないってことになってて、そのおかげか「コナンが行くところ人が死ぬ」問題を解決しちゃってるから、推理が必要な凝った殺人事件だけを追っていることに整合性が取れているのが面白い。

 

ただ、やっぱりネタ切れというか、巨悪との対峙となってからはむちゃくちゃやなって思うところも出てきて、うーんまぁようわからん。

 

テーマとしてはうーん、一つには絞れないけど、

まぁ命って大事だよねってことなんだろうな。
ただ、この主題が語られる時どうしても注意してしまうのは、それはどこの誰の命なのか? ていうとこね。「人間の」命が何よりも大切と、人間でくくってしまうとすぐさまウイグルチベットに入ってガンジー活動しないといけなくなるし、アフリカ行って食いもん大量輸送しないといけなくなるけど誰もしやしない。というかそういう状況に追い込んでんのも人間だったりするからその個人なり集団を皆殺しにする方が原因を取除く意味で手っ取り早いんだけど、そうなったら本末転倒で最初の命題と真逆のことしてるって笑いにもならんことになる。ましてや話し合いましょうとか最悪で、戦後ずっと話し合われてるけどその間に一体何人死んだんだろうね。過去は取り戻せないよ。

つまりはどこかの誰かの命が大切なのであってそれに比べるとどこかの誰かの命は大切じゃないとも言えないといけなくなってくるのね。

まぁ映画と関係ないからこの辺にしときます。