ポッポ屋のブログ

喫煙者の日記です。

「エクスマキナ」を観た

エクス・マキナ (字幕版)

エクス・マキナ (字幕版)


これね

AIは人間となりうるか?
というのをテーマにして、人間と機械を分けることは何か?というのを浮き彫りにして、人間の定義について考えさせる点でとても良くできた映画だなと。
あと女優さんキレイやなと。
AIの部屋覗き見するのエロいなと。

あらすじをば、
検索エンジン会社のプログラマーとして働く冴えないにいちゃんが社内当選で社長の別荘に招待される。
外界から完全に隔離された別荘は実は社長の引きこもりスペースならぬAI研究所で、主人公は社長から、開発したAIのチューリングテストを依頼される。(チューリングテストとはある機械が知的かどうかを判定するテストのこと。)
主人公がAIをテストしていくことで浮かび上がる疑問、感情が交錯する中、主人公が選ばれた理由、社長の目的、AIの限界が露わとなる。
と言った話。

SFってやっぱりいいなと思った。AIを取り扱う時に生じる代表的な問題には、シンギュラリティを向かえたあと機械は人間を必要とするのか? そんな機械を創り上げることで人間は幸福になるか? と言ったAIの危険性の他に、AIを対照することで、人間とは何か? 思考とは何か? と言った内的な命題が示される。
もちろん語り得ない命題だが、語らずにはいられない命題であろう。
本作中にも主人公がこの問題について取り上げている。
会話や仕草も含めた意思疎通を通しては完全に人間と認められるが、それが実際に我々がするような思考を通して表現しているかを他者は観測できない、といういわゆるクオリア問題を論じている。
ここから転じて、主人公が自傷行為までするに至るプロセスは実に見事というか良くできているなと感心した(偉そうな物言いだなぁ……)

とにかく面白かった。攻殻機動隊Ghost in the Shellで2501のセリフ、「現代の科学は、いまだ生命を定義することができない」を思い出す。