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ポッポ屋のブログ

喫煙者の日記です。

「ドラゴン・タトゥーの女」を観た

 

 レビュー見てたらなんか色々とバージョンがあるらしくて僕がどれを観たのかわからんすね。

とりあえず観たやつの感想をば。

 

映画らしかったシーンはラストの5カットで、あとはアメリカのテレビドラマを観ている気分だった。

ドキがムネムネするしで全然飽きないんだけど、映画を観ている気分になったのはその5カットだった。

こう言うとなんだか悪い印象だったように思わせてしまうんだけど、全然そんなことなくて面白いのは面白いし、ぜひ勧めてもいい映画だったと思ってる。

ラストシーンだからネタバレ考えてあんまり多くを語れないから茶を濁した書き方しかできないけど、面白かった。

 

映画の感想を書く上で「多くを語れない」というのはすなわち「話の筋」というのがその映画の魅力の大部分を占めていると、「僕が」思っているわけで、シーンすらも語れないのはシーンを構成している被写体に意味を持たせているからでその意味を語ってしまったとたんにネタバレになってしまうのでこの映画はほんとにネタバレなしに語るところがほんとに限られる。

つまり抽象的な表現が本当に少ない。

ただそう言うと、ミステリーかと思われるかもしれないが、これはミステリーではない。
ミステリー作品と捉えたら真犯人はすぐ察しがつく上、色々なヒントを元に一緒に考えるという魅力はこの作品には皆無だから、とてつもなくつまんねえ映画になってしまう。

これはセクシャリティの諸問題を扱った作品だと思う。ただ、セクシャリティをそのまま語ってしまうとつまらないから、ミステリー要素だとかアクション要素とかサスペンス要素、狂気要素なんかを織り交ぜてなんとかかんとか長い尺を観させるようにした労作のように感じた。

そう思うとやっぱりこの監督はすげえなって思う。
ただ、冒頭でも言ったけど、それってテレビドラマなんよね。僕の認識している映画のシーンはラスト5カットなんよね。
ラスト5カットで映画にしているのもまたすごいんだろうけど…。